特別編:加藤さんのカオソーイだより(ラオス・ヴィエンチャン)

アオ・カオソーイ!(カオソーイください!)


今回は特別編。名古屋の加藤さんから、三度目のカオソーイだよりをいただきました。今回はなんと、ラオスからの情報です。タイのお隣の国、ラオスにも、カオソーイがあります。でもその味や見た目はまったく違っています。加藤さんからのレポートで、見ていくことにしましょう!


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学校が急に二週間ほど休みになったので、その期間タイ旅行をしております。そして現在、タイとラオスの国境に位置するノーンカイに滞在しています。




先日国境をバスで越え、ラオスの首都ヴィエンチャンに三日ほど滞在しました。その時偶然カオソーイに出会い、せっかくなので画像をお送りしようと思った次第です。


ご存知かと思いますが、ラオスのカオソーイはチェンマイのものとは大きく異なり、赤くピリ辛なスープが特徴です。麺は平打ちのライスヌードルで、上に乗った挽肉が特徴的です。



一杯15,000キープ(日本円で150円ほど)



お店はヴィエンチャンの名物スポット、タートダムから歩いて7、8分のところにあります。店名は「ຮ້ານເຂົ້າຂາໝູ ແລະ ເຂົ້າມັນໄກ່ ເຈ້ບຸ້ຍ」で、直訳すると「Chicken and chicken rice shop」です。

カオソーイ自体の味はまあまあといったところでしたが、付け合わせの肉味噌がめちゃくちゃ美味しかったです。これを加える前提の味付けなのでしょうね。





ラオスは平和です。皆さんとても優しく、なによりとても静かです。バンコクのような喧騒に嫌気が差した僕にとってはパラダイスです。原付も1日600円前後で借りられるので、自分自身のペースでゆったりと観光できます。タイにくらべて車の量自体が少ないので、安全に運転できます。


報告は以上です。


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カオソーイの発祥はミャンマーや中国雲南省のあたりと言われており、ラオス、次いでタイへ伝わったという説が有力です。味付けも元々は辛くなく、ラオスやタイの食文化にそれぞれ馴染んでいったようです。


私たちはチェンマイでカオソーイを食べたときの感動がきっかけでこの活動を始めましたが、いただくコメントなどから、最近ではラオスのカオソーイファンが多いこともわかってきました。その矢先に加藤さんからこのようなおたよりが届いたのは、タイミングとしてはベストなものでした。


日本でもラオスのカオソーイが食べられそうなお店を見つけたので、近々えりエリで調査してくるつもりです。ますます進化する「アオ・カオソーイ!」をこれからもよろしくお願いします!加藤さん、今回もありがとうございました。またお待ちしております。




■店舗情報
ຮ້ານເຂົ້າຂາໝູ ແລະ ເຂົ້າມັນໄກ່ ເຈ້ບຸ້ຍ
Yonnet Rd, Vientiane, ラオス


※この記事の情報は、2018年11月時点のものです。

アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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