35カオソーイ:ダオタイヤムヤム(渋谷)※閉店

アオ・カオソーイ!(カオソーイください!)


今回のお店は、渋谷にある有名店・ダオタイの姉妹店、ダオタイヤムヤムです。東京でも積雪のあった翌日、Bunkamuraシアターコクーンでの観劇後に夜10時を過ぎて訪問しました。2017年5月にオープンしたというヒューリック アンニュー 渋谷(HULIC &New SHIBUYA)の最上階フロアにダオタイヤムヤムはあります。ダオタイのトップシェフであるインソンさんが監修しているお店とのことで、楽しみにしてきました。




エレベーターを降りると、広々とした空間が広がります。照明は暗く、スタイリッシュな店内にはスクリーンがあり、パーティー利用もできそうです。店内には、4人組の若い女性のグループと、外国人女性と日本人男性のカップルが一組だけでしたが、席を用意してもらうのに少しだけ待ちました。この寒さのなか、10時を過ぎてやってくるお客さんを予想していなかったのかもしれません。


日本にきたばかりなのか、タイ人の女性店員さんがたどたどしい日本語で一生懸命お店やメニューの説明をしてくれました。化学調味料を使っていない無添加の料理を提供しているのが、このお店のいちばんのこだわりであり、売りなのだそうです。





アジアのボトルビールは680円均一。ベトナムのサイゴン・スペシャルは、酸味と苦みが強くしっかりとした味をしていました。3時間のお芝居のあとで、とにかくさっぱりしたものが食べたかった私たちはポーピアソッ(生春巻き)を頼みましたが、干し桜えびと砕いたピーナッツがたっぷりかかっていておいしかったです。





楽しみにしていたカオソーイは、スープがかなり濃く、なかなかのしょっぱさです。レモンをしぼったり、揚げ麺や紫玉ねぎで味を中和したりと工夫してみましたが、ナンプラーを入れすぎているのではないかなと思いました。机上にはもちろんクルワンポンが置かれていたので、もう少し薄味に作っておいて、食べる側にゆだねても良いかも。


今回のカオソーイは少し残念でしたが、おいしいカオソーイだという口コミもあったので、たまたまだったんだろうと理解しています。その場でお伝えすればよかったかもしれないですね。カオソーイ愛ゆえに続けてきたサイトなので、辛口のコメントを書くのはためらってしまいますが、コックさんにはいつもおいしい料理を提供してもらいたいという願いから書きました。人気、実力ともにハイレベルなお店であることは間違いないと思うので、カオソーイはもちろん、ほかの料理もいろいろ食べにまた伺います!



■今回のオーダー
カオソーイ 1080円
ポーピアソッ 580円




■店舗情報
ダオタイヤムヤム アジアンテーブルウダガワ
東京都渋谷区宇田川町31-1 HULIC&New SHIBUYA10F
TEL: 050-5593-8607
平日:11:45 - 14:00、17:00 - 24:00
土日祝:12:00 - 24:00 /無休
JR、地下鉄、私鉄各線 渋谷駅ハチ公口から徒歩5分


※この記事は、2018年1月に取材したものです。

アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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