旧市街の東側を流れるのはピン川で、クルーズや釣りを楽しむ人もいます。川の近くは市場が集中しているので、チェンマイを訪れる人は一度は訪れるであろうエリアです。また、橋の向こう岸には、カオソーイの有名店が2つあります。ここははしごをする人がほとんどでしょう。私たちも最終日に行ってきたので、この記事の後半でご紹介します。
まずは、初日に行ったナイトバザールの様子から始めます。
■ナイトバザール[食][買][観]
チェンマイに着いた日の夜、行ってみました。どの範囲がナイトバザールなのかわからないくらい、広い!あとから調べてみたら、どうやらチャンクラン通り沿いに広がっているのがチェンマイのナイトバザールで、夕方5時~深夜0時まで、年中無休で営業しているのだそうです。いろいろ見たけど、目に入ってくる情報がすごすぎてわけがわからなくなったような。何も買わずに目だけで楽しみました。
もう少し奥へ進むと、カレーナイトバザールがあります。こちらのフードコートは窓口でクーポン(食券)を購入のうえ、注文のときに渡すシステムです。使わなかった分は、同日中に限り、同じ窓口に返すと返金してもらえます。100THB綴りのクーポンを3冊買いました。
・グリーンカレーとライス 60THB
・ジャスミンライスwithポーク 40THB
・チャーン(小瓶)×2 120THB
・チャーン(水)×4 40THB
■ワローロット市場(※旧市街外)[食][買][観]
ワローロット市場は、旧市街の北東、ピン川近くにあるチェンマイ最大の市場です。食べ物や衣服、雑貨など、なんでも集まっている市場は地元の人や観光客でにぎわいます。
私たちはここでサイウアちゃんに出会いました!サイウアは、チェンマイソーセージとも呼ばれ、豚肉に種々のハーブ類や唐辛子などが練り込まれているもの。程よい油と、スパイシーな味で、「ビールに合う~!」が私たちの第一声でした。市場では、とぐろを巻いた状態からほどよくちぎって量り売りをしてくれました。
ワローロット市場の周囲には、トンラムヤイ市場、モン族市場、花市場、ナワラット市場など市場がひしめいています。
■チェンマイ切手博物館[観]
ワローロット市場からすぐ近くにあり、目についたので中に入ってみました。量りや古い切手など、郵便関係の展示物がいろいろあります。それなりに切手が好きなので、よろこんで見ていると、ニコニコのおじさんがやってきて2階に案内してくれました。「いくらでも見ていいからね!」と、ニコニコ。
お土産に切手のシートを買おうと1階のカウンターへもどると、さっきのおじさんがカタログを開いて色々見せてくれました。本当に切手が好きなのが伝わってきて、こちらまでニコニコに。古い博物館だけれど、行ってよかったなあと思います。
■ヴィアンジュムオン・ティーハウス(Vieng Joom On Teahouse)[食][買]
ピンク!女の子!かわいいのすべてが詰まったとも思えるティーハウスがこちら。ピン川の東側、チャルンラート通り沿いにあります。バンコクにも支店がある、大人気のお店なんだそうです。私たちはガイドブックをみて、これは行ってみたい!と思い、訪れてみました。お店の前の駐車場はいっぱいで、人気のほどがうかがえました。
ティールームの手前はショップになっているので、買い物だけでも楽しめます。いろいろな種類のお茶があり、パッケージもかわいいのでお土産にすると喜ばれると思います。気軽に飲めたほうが良いと思い、ティーパックのセットを4種類買って、半分ずつ持ち帰りました。
ティールームでは、「チェンマイ」というフレーバーティーを選びました。一通り写真を撮ったあとは、ほぼ一気飲み(笑)。喉かわいてたんだよな~
■カオソーイ・サムージャイ[カオソーイ]
最終日の朝は、ピン川を越えて有名店をはしごすることにしました。サムージャイとラムドゥアンは二軒の距離が近いこともあって、はしごの観光客が多いのも納得。トゥクトゥクのおじさんに言うと、すぐに了解して連れて行ってくれました。サムージャイでは、地球の歩き方のアドバイス通り、ムーサテ(焼き豚)も注文します。とてもおいしいです。
「けっこうこってり系で辛さも少々強い気がする。おじちゃんが寡黙に注文をとってくれた。これまでのカオソーイでいちばんスパイシー!こってり系だと思う。揚げ麺は、まっすぐにょーんとのびている。」
■カオソーイ・ラムドゥアン[カオソーイ]
続いてラムドゥアンです。サムージャイから徒歩5分くらいのところにありますが、お腹を少しでも減らそうと、お店の隣にあったお寺で休憩してから行きました。日陰に腰掛けさせてもらっていると、オレンジの袈裟をまとった若いお坊さんが、箒で境内を掃き清めていました。
ラムドゥアンには、日本語メニューがあります。看板にも日本語で「ラムドゥワン」とありますよ。
「ラムドゥアンのカオソーイ、かなりおいしい!これがいちばんかも。コクがあってまろやかな味。揚げ春巻きもおいしい。」
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■100THBのトゥクトゥク
タイといえば、トゥクトゥクですよね。乗りたいですよね。30~40THBから乗れると思っていたのに、どの運転手にも「100THBだ」と言われ、「ちょっと高い、少しでいいから安くして」と交渉に挑むも連戦連敗を重ねる私たち。
旧市街の中心部からヴィアンジュムオン・ティーハウスへ行きたくてトゥクトゥクを探していたとき、近くに寄ってきてくれた運転手さんも「One hundred!」の一点張りで、どんなに交渉しても首を縦に振ってくれません。私たちも値段交渉に1度くらい成功してみたい、と乗車をお断りすると、後からやってきた欧米人の兄ちゃん2人組は、あっさり乗って颯爽と走り去っていきました。
刺すような日差しを受けながら、次なるトゥクトゥクの登場を心待ちに歩く私たち。前方からトゥクちゃんが!おーい!…と思いきや、さっき2人の兄さんを載せて行ったのと同じトゥクトゥクなのでした。あえなく観念しました(笑)。ティーハウスからの帰りに乗ったトゥクトゥクも、判をおしたように「One hundred!」わかったわかった、100THBで乗りますよ~。
コワモテな運ちゃんやら、途中で燃料を買いにお店に寄っちゃう運ちゃんやら、個性豊かなトゥクトゥク乗りにたくさん出会った旅になりました。今度行くときはぜひソンテウの乗り方をマスターしたいな。でも、たとえ100THB取られても、1度はトゥクトゥクに乗りたいと思うけれど。(2025年までにすべて電動化されるんですって)
※この記事の情報は、2015年11月のものです。
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