11カオソーイ:タイラーンナー(八王子)

アオ・カオソーイ!(カオソーイください!)


今回のお店は、八王子にあるタイラーンナーです。2月のある土曜日、15キロ強の陣馬~高尾の縦走登山後に立ち寄りました。カオソーイを食べ歩いている私たち、体力をつけるために、山登りもするのです!歩き疲れていたものの、カオソーイが食べられるとあって、わくわくしながらお店に向かいました。




到着したのは、開店から30分が経った午後5時半。私たちがカオソーイを注文する頃には、店内はお客さんでいっぱいになっていました。家族連れで夕飯を食べに来ている人が多いような印象でした。私たちが生まれ育った町にタイ料理屋はありませんでしたので、子どものときからタイ料理の味に馴染めるなんて、今の私たちからしてみれば、羨ましい限りです。





カオソーイは900円です。最初はまろやかなのに、食べ進めていくうちにピリッと辛くなってくるタイプのスープ。千切りのショウガがトッピングされていて、それもまた味のアクセントになっています。また、スナック菓子のような細かい揚げ麺と、もやしのシャキシャキ感がとても楽しい食感でした。


タイラーンナーのカオソーイは、麺の量がそんなに多くなく、食べやすいので、他の料理や飲み物と一緒に楽しむのに向いています。日本のお店で食べるカオソーイは、一品でかなり満足のいく量が提供されることが多いのですが、これなら他のおかずも入りそう。





今回、私たちはカオソーイと一緒にタイミルクティーを注文しました。タイのミルクティーは、甘いバニラの香りのするオレンジ色の紅茶に、甘いミルクを加えたものです。一度飲んだら忘れられないおいしさなので、見かけたら試してみてください。


帰り際、店員さんが「今日は高尾山ですか?」と笑顔で声をかけてくれました。タイといえば、微笑みの国。控えめだけど優しい笑顔に、日本にいながら、タイの空気を感じました。ああ、またチェンマイでカオソーイが食べたい!




■店舗情報
タイラーンナー
東京都八王子市中町10ー14 町田ビル2F
11:00 - 15:00、17:00 - 24:00
月曜はディナーのみ /月曜不定期休
JR八王子駅 北口から徒歩5分


※この記事は、2017年2月に取材したものです。

アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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