特別編:タイフェスティバル2018@代々木公園

アオ・カオソーイ!(カオソーイください!)


毎年恒例、タイフェスに参加してきました。今年も代々木公園での開催です。テーマは“New Shades of Thailand”。出店要項には、なんと「日本ではまだ馴染みのない料理を出店するお店を優遇します」とありました。なにそれ!めっちゃ興味深い。




実のところ、カオソーイは去年、2店舗のみの取り扱いでした。私たちの感覚では、タイ料理ファン層からは絶大な支持をあつめている料理であることは間違いないけれども、まだまだメジャーとは言い切れない、そんな存在。今年はカオソーイの出店が増えているといいなと思いながらの参加になりました。


まさかの展開に笑ってしまった去年のタイフェスの様子は、こちらです。



会場に到着したのは1日目の午後4時頃。例年通りたくさんのお客さんで賑わっていましたが、昼時に比べると歩きやすい印象です。すでに閉まっているお店もあったのですが、飲食店はほとんど開いていたので、夕方からでも十分楽しめますね。





さて、早速祈るような気持ちでパンフレットを開き、各店舗のメニューをチェックします。すると…あるある!クルン・サイアム自由が丘店、タイ料理バンセーン、ORIENTAL DELI、イムサイアム、タイ教育・文化センターの5店舗でカオソーイを発見することができました。その中から2つ、食べ比べてみました。





■タイ教育・文化センター

http://www.thaitec.jp/


タイ料理をはじめ、タイ語やタイの伝統文化を正しく広めることを目的として、東京都墨田区に設立されたセンターです。5月29日にはカオソーイを作る料理クラスがあるようなので、興味のある方はぜひ申し込んでみてくださいね!





タイ教育・文化センターのカオソーイは、白いさらさらのスープが印象的。でもラー油が入っているのか、ピリッと辛い!クセになる辛さとスパイスのバランスです。高菜、紫玉ねぎ、ねぎ、パクチーと王道のトッピングがうれしいところ。揚げ麺もたっぷりです。チキンは骨つきで、柔らかく煮込まれています。さすが教育・文化センター!その後も箸が止まらず、ペロリと平らげました。



■イムサイアム

http://www.waiwaithailand.com/yimsiamtokiwadai


タイ東北のイサーン地方の料理が中心のお店で、板橋区ときわ台にあります。通常のメニューにはカオソーイは見当たらないので、今回は特別に提供していたのかも?





イムサイアムのカオソーイは細麺です。揚げ麺、レモン、パクチーとチキンが入っています。スープは濃い目で、ココナッツミルクの中に独特なスパイスが香ります。これまであまり食べたことのない味のカオソーイでした。何のスパイスかわからなかったのが悔しい!でもおいしい!こちらも辛めでした。薄切りのチキンがたくさん入っていたので、それも嬉しかったです。



このキャラは「ハッピーちゃん」というらしいです



我らがチェンマイのブースも!



大好きなタイティー





サイウアちゃん(チェンマイソーセージ)や、ソムタム(パパイヤサラダ)などえりエリにはお馴染みの料理をよく見かけました。また、毎年売り出されるトゥクトゥクもありましたよ。日本で走っているのを見たことがないけれど、ここで売れたトゥクトゥクはどこを走っているんでしょうか?


タイフェスの季節がやってくると、「もうすぐ夏だな〜」という感じがします。来年も楽しみです!




※この記事は、2018年5月(タイフェスティバル2018)に取材したものです。

アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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