34カオソーイ:グリーンパッタイ(新御茶ノ水)

アオ・カオソーイ!(カオソーイください!)


今回のお店は、神田駿河台にあるグリーンパッタイです。26カオソーイでご紹介したバンセーンと同様に、いろんな行き方があります。私は今回、大学でお世話になった先生の最終講義を受けたあと、午後5時のオープンと同時に入りました。




重たいドアを引くと、もちろん一番乗り!かわいらしい店員さんが、「よろしければ奥の席どうぞ」と、4人掛けのテーブル席へ案内してくれました。このお店に来るときはいつも一人なので、入り口の相席テーブルにしか座ったことがなかったんですよね。そしていつもカオソーイを頼んでしまうので、いつか大勢で来て、いろんな料理を試してみたいと思っています。





こちらのお店、どうやら2017年中に改装を施したらしく、真っ先に気づいたのはメニュー表の変化でした。以前は大きなボードで一覧する形だったのが、厚い表紙のついたファイル状になり、全てに見本写真がついています。そしてカオソーイを注文すると、「麺が選べます!」と、予想していなかった言葉が!バミー(中華麺)、センレック(中細米麺)、センミー(極細米麺)、センヤイ(極太米麺)の4種類から選べます。「ここのカオソーイはバミー」との思い込みを急に覆すこともできず、バミーでお願いしました。





グリーンパッタイのカオソーイは、辛いイメージがあったのですが、この日は辛さ控えめに感じました。もちろん卓上には調味料が揃っているので、自分好みの味にできます。鶏肉はやわらかく、赤玉ねぎやパクチーが味のアクセントになってくれます。揚げ麺もたっぷりで、スープに浸しながら食感を楽しみます。麺は太めで歯ごたえがあるので、ゆっくり時間をかけて食べましたが、最後まで冷めることはありませんでした。外が寒いことを忘れるくらい、温かい料理と店内がうれしいグリーンパッタイでした。





お会計のときには、厨房からコックさんがにこやかに挨拶してくれて、幸せな気持ちで家路につきました。タイ料理屋さんって、厨房が見えるように設計されているお店が多い気がするのですが、作ってくれる人の顔が見えるというのはうれしいことだと思いませんか?



■今回のオーダー
カオソーイ 890円
チャーン 680円




■店舗情報
グリーンパッタイ 神田本店
東京都千代田区神田駿河台3−7−15
TEL: 03-5282-8205
11:30 – 15:00、17:00 – 22:00(土日祝は- 21:30) /無休
地下鉄 新御茶ノ水駅、淡路町駅、小川町駅からそれぞれ徒歩3分


※この記事は、2018年1月に取材したものです。

アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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