カオソーイ大使のメルボルンだより(第6回)

アオ・カオソーイ!エリです。


今回はセントキルダにある、タイ料理店「ギン・コピ(Ghin kopi)」に行ってきました。セントキルダは、シティーからトラムで20分くらいの、手軽に行けるビーチエリアです。夕暮れ時には、ペンギンたちが巣に戻ってくる様子が見られるとあって、観光客にも地元の人にも人気のスポットです。カオソーイを食べに行ったのは、前日まで15度くらいだった気温がいきなり30度近くまで上がった、とても暑い日でした。オーストラリアの日差しが強いのは有名ですが、肌を刺すようなジリジリとした暑さは想像以上で、サングラスが必須です。日本では使う機会がなかった私も、こちらではいつも持ち歩いています。




カオソーイ後にビーチに行ってみると、たくさんの人が日光浴をしており、ビーチから続く芝生のエリアにも人、人、人でした。長いメルボルンの冬がやっと終わりの兆しを見せたので、みんなここぞとばかりに太陽を楽しんでいるようでした。夏本番になったら、もっと人が増えるんでしょうね。





さて、お店に到着したのは午後1時半。最寄りのウィンザー駅の目の前にあるので、方向音痴の私でも簡単に見つけられました。天井が高く、明るい光が差し込む店内は開放感があります。
カオソーイはうっすらと緑色で、シチューのような見た目です。ブロッコリー、ニンジン、サヤエンドウ、ヤングコーンなどの具材が、よりそれっぽく見せています。スープ自体はピリリと辛いのですが、野菜がたくさん入っているせいか、まろやかさも感じられました。カオソーイ一品で野菜がたっぷりとれることはなかなかないので、嬉しいですね。





しばらく食べ進めて、スープがグリーンカレーベースであることに気づき、だから緑色だったのかと納得しました。レッドカレーがベースに使われることはよくありますが、グリーンは初体験。「これは読者の皆様にお伝えしなければ!」という使命感にかられました(笑)。





卵サラダは野菜炒めの上にネットのように焼いた卵がのせられている、繊細な一品でした。チャーハンもおいしくて夢中で食べたのですが、最後には満腹で動けなくなってしまいました。少しだけ遠出して、市内を出てみるとまだまだカオソーイは見つかりそうです。



■今回のオーダー
カオソーイ A$12.9(約1161円)
タイ風チャーハン(チキン) A$12.9(約1161円)
卵サラダ A$18.9(約1701円)




■店舗情報
GHIN KOPI
58 Chapel St, Windsor, Melbourne, VIC
17:00 - 22:00(金土日 10:00 - 22:00)/無休
ウィンザー駅から徒歩3分
トラムストップ Windsor stationから徒歩3分


※この記事の内容およびレートは、2017年10月時点のものです。


アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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