特別編:自家製カオソーイを作ろう!後編

ハイ・カオソーイ!(カオソーイどうぞ!)


いつもは東京近郊のお店を巡ってカオソーイを食べている私たちですが、今回はできるだけ本場の材料を使って、好みの味のカオソーイを作ってみることにしました。特別編「自家製カオソーイを作ろう!」の後編をお届けします。





今回私たちが作ったメニューは以下の3品です。我らがカオソーイと、代表的なタイ料理の3品です。
・カオソーイ
・ポーピアソット(生春巻き)
・ヤムウンセン(春雨サラダ)


【レシピ】
■カオソーイ
材料(2人分)
【スープ】
・油 大さじ1
・カオソーイペースト 大さじ2強
・ココナッツミルク 1カップ(200cc)
・水 2カップ(400cc)
・鶏がらスープの素 少々
・砂糖 小さじ1
・塩 少々

【具材、麺】
・鶏肉(骨つきまたはもも肉)2本
・中華麺 2人前(揚げ麺を作る場合は、ここから適量を使ってください)
・揚げ麺

【付け合わせ・トッピング】
・パクチー(万能ねぎでもOK)
・ホムデン(玉ねぎでもOK)
・マナーオ(ライムやレモンでもOK)
・高菜漬け(トッピングに少々)


下準備
・付け合わせのパクチー、ホムデン、マナーオ、高菜漬けなどは、適当な大きさに切るなどして、トッピングできるようにしておきましょう。
・揚げ麺を生麵から作る場合は、油の準備もしておきましょう(今回はかた焼きそばを代用したので、このレシピでは省きます)。


手順
1.深めのフライパンに油を引き、カオソーイペーストを炒めます。

2.油とペーストがなじんだら、ココナッツミルクと水を加えて煮立てます。

3.煮立ったら、鶏肉を入れて弱火で20〜30分程度煮込みます。

4.塩、砂糖などで味を調えます。
5.別の鍋にお湯を沸かし、麺を茹でます。スープを吸うと伸びるので、固めに茹でてください。茹で上がったら器に盛り付けます。
6.器にスープをそそぎ、揚げ麺と、パクチー、ホムデン、マナーオ、高菜漬けなどを盛り付けて完成です。


■ポーピアソット(生春巻き)
材料(お好みの材料・分量で)
・ライスペーパー 3枚
・えび(生ハムなどを入れても美味しい)
・水菜(レタスや他の葉物でも美味しい) 
・パクチー
・スイートチリソース 


下準備
・茹でえびを用意します。大きいものは、背に包丁を入れて2枚にそぎます。
・パクチーは葉を摘みます。その他の野菜も洗っておきましょう。特に葉物は、巻きやすい大きさにちぎってください。


手順

1.ライスペーパーはぬるま湯にくぐらせ、まな板などの上に置きます。固さはクリアファイルくらいの固さにするのがコツです。
2.半分より手前に、えび、生ハムなどメインになる材料をのせます。葉物はその上にのせます。ギュッとひと巻きして両側を折りたたみ、クルッと巻き上げます。できるだけ隙間のないように巻くと、切るときに崩れません。
3.食べやすい大きさに切り分けて器に盛り、スイートチリソースをかけて完成です。


■ヤムウンセン(春雨サラダ)
材料(お好みの材料・分量で)
・緑豆春雨(乾燥)40g
・きくらげ(乾燥)
・えび
・生唐辛子
・ミニトマト
・桜えび
・パクチー
・豚ひき肉 50g
・紫玉ねぎ
・万能ねぎ
・たれ…ナンプラー、レモン汁、砂糖(各大さじ2)


下準備
・春雨、きくらげは水につけて戻しておきます。きくらげは適当な大きさに切ります。
・紫玉ねぎは薄切りにして、辛みを取るためにしばらく水にさらしておきます。
・えびは尾を残して皮をむき、切り込みを入れて背わたを取ります。
・生唐辛子は包丁などで軽く潰します。
・ミニトマトは半分に、万能ねぎは2~3cmの長さに切ります。
・ボウルに材料を入れ、たれを作っておきます。


手順
1.少なめのお湯を沸かし、ひき肉、えび、きくらげをそれぞれ順に茹で、ざるにあげます。このとき茹で汁は捨てないでください。
2.1.の湯に春雨を入れて2〜3分茹で、ざるにあげて水気をよく切り、長ければキッチンバサミなどで食べやすい大きさに切ります。
3.たれが入ったボウルにすべての具材を加えてよく和えます。器に盛り、パクチーを盛り付けて完成です。



* * *



カオソーイは、お店で食べるスパイシーさとまろやかさの抜群のバランスを再現するのがとても難しかったです。最初、少し塩辛くなってしまったので、薄めから始めてだんだん調整していけばよかったところは反省点。食べているうちに麺もどんどん伸びてしまいました。まだまだ研究のしがいがあります。でも、自分好みの味にしていくのは楽しい作業でした。





作るとなると難しそうに見えるタイ料理ですが、実は食材と調味料を混ぜ合わせるだけで作れるから簡単なんです!ぜひお家でタイ料理、挑戦してみてくださいね。



※この記事は、2016年6月時点のものです。

アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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