31カオソーイ:いなかむら(新御徒町)

アオ・カオソーイ!(カオソーイください!)


今回のお店は、新御徒町にある、いなかむらです。小岩にあるお店の2号店で、前々から目をつけていました。30カオソーイに引き続き、平日の夜8時頃、ランニング途中にお邪魔しました。




御徒町駅の南側を東西に走る道路を、ひたすら東に歩いていくと、お店の看板が見えてきます。駅から遠ざかるにつれてどんどん暗くなり、ここまでお客さんくるのかな…と半信半疑で店内をのぞき込むと、ほとんど満席でとても賑わっていました。「テーブル席もひとつ空いてるけど、静かな方がよければカウンターにどうぞ」と案内してくれたので、カウンターに座ることにしました。入口が近くて寒いからとひざ掛けを用意してくれて、ありがたかったです。





カオソーイランは早くも3回目。各々カオソーイを一杯ずつと、ご飯ものを一品頼むのが定番です。今回はカオパックンにしました。タイ語でカオ=ご飯、パッ=炒める、クン=えび、なので、つまりえびチャーハンのことです。タイ料理の名前なら、ちょっとだけわかるようになってきました!このカオパックン、何がどうというのではなく、とにかくおいしくて感動しました。けっこう辛いけれど、レモンを絞るとほどよく緩和されます。





いなかむらのカオソーイはどうでしょうか。相棒いわく、「麺がすごくおいしい」とのことです。確かに、カオソーイの麺は伸びがちだったりしますが(必ずしもそれがマイナスにはならないのが面白いところ)、コシがあって、本格的なラーメン屋で出されても文句なしのレベルでした。具には、紫玉ねぎ、もやし、チンゲン菜が入っており、これまたラーメン感があります。スープはかなり辛めです。ココナッツの甘さがあまり得意でない相棒は、今まで食べた中でいちばん好みのカオソーイかも、と言っていました。鶏肉もパクチーもたっぷりかつ量も十分なので、男性にも自信をもっておすすめしたいカオソーイです。





周りのお客さんは、むしろ飲みに来ているようで、店内は話し声や笑い声で大変なにぎわいでした。あちこちに焼酎やウイスキーのボトルが置いてあり、居酒屋の側面も魅力的ないなかむらなのでした。



■今回のオーダー(税抜)
カオソーイ 1200円
カオパックン(えびチャーハン) 1100円




■店舗情報
いなかむら
東京都台東区台東4-3-1
TEL: 03-6356-3957
11:30 - 14:30、17:30 - 22:00(L.O.21:30)
無休 ※土日祝日はランチ営業なし
地下鉄大江戸線・TX 新御徒町駅から徒歩4分
地下鉄日比谷線 仲御徒町駅から徒歩6分
JR御徒町駅から徒歩9分


※この記事は、2017年12月に取材したものです。

アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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