10カオソーイ:999(中野)

アオ・カオソーイ!(カオソーイください!)


今回のお店は、中野にある999(カオカオカオ)です。私たちがお店に到着したのは、日曜日の午後7時半。お店の看板も、店内も、カラフルに装飾されており、まさに屋台の雰囲気。この日は本当に寒く、まともに前を向いて歩けないくらいだったのですが、お店に着いた途端、その寒さも吹き飛びました。テレビで紹介されることもある大人気店なので、予約をして行きました。私たちが来店した時には若干の空席がありましたが、常にお客さんで賑わっていたので、予約するのがおすすめです。



カオソーイは980円です。お皿が運ばれてきて、たっぷりと盛られたパクチーに目がいきます。それもそのはず、このお店の名物は「パクチーバケツ」500円。隣のお客さんが注文したので観察できました。注文が入ると店員さんは、大きなビニール袋に入った大量のパクチーを鷲掴みにし、ぐいぐいとバケツに詰め込み、それを皿にのせ、「パクチーバケツでーす!」カウンター越しに受け取るお客さん、パクチーはぼろぼろと零れます。けっこう衝撃的な光景でした。トッピングというより、もはや主役級です。そのほかにも、パクチーがたっぷり入ったパクチーハイボールなど、とにかくパクチー推しなのです。流行を作る店、といった感じです。





私たちは、パクチーはちょっと遠慮して、チャーンビールとソムタムを注文しました。これもチェンマイのナイトマーケットで初めて食べてハマってしまった、青パパイヤの辛いサラダです。唐辛子たっぷりで、とにかく辛いのですが、ひーひー言いながらおいしくいただきました。





999のカオソーイは、パクチー以外にも、カリカリに揚げてあるチキン、複雑な味が絡み合うスパイシーなスープなど、魅力たっぷりです。そして、食べきれないほどのボリューム!インパクト大のカオソーイにすっかり興奮して、カウント写真を撮っている私たちを見た店主さんが、「カオソーイを食べ歩いてるんですか?」と声をかけてくれました。さらにはおすすめのカオソーイのお店まで教えてくれ、私たちのカオソーイ熱はますます高まっていくのでした。




■店舗情報
999(カオカオカオ)
東京都中野区中野5ー53ー10
11:30 - 14:00,17:30 - 24:00(火〜金)
17:00 - 24:00(土日祝) /月曜定休
JR中野駅・地下鉄東西線 中野駅 北口から徒歩5分


※この記事は、2017年1月に取材したものです。

アオ・カオソーイ!

タイ北部料理「カオソーイ」をこよなく愛するカオソーイ大使のふたりが、カオソーイの魅力を発信します。東京近郊のカオソーイを食べ歩き、カウントしています。

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